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正座について

  • 執筆者の写真: Nyosen Nakamura
    Nyosen Nakamura
  • 2017年5月22日
  • 読了時間: 1分

「静(正)」の座法でもう一つ・・・

正座をした時の足は、

重ねてはいけないということです。

実は茶道を始める前までは、

正座で座る時に左足の上に右足を重ねてしまう癖がありました。

この座り方では、

立ちにくいのです。

しびれてしまい長時間座るには向いていませんし、

上体も安定感があまりありません。

足は重ねず両足に上に腰を置くような座り方のほうが、

腰がきまります。

茶道の所作の基礎・根幹にあるのは、

正座

であると考えられます。

正座という座り方は、

丹田を中心として気を高め、

身体を練り鍛えるという意味においては、

整った座り方だと思います。

最近では、

正座は脚が曲がるとか形が悪くなるという理由で、

子供に正座をさせないお母さんもいらっしゃるそうですが、

生活様式の変化もありましょうが、

もう一度見直されてほしいと願います。

 
 
 

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