検索
礼法について~其の三
- Nyosen Nakamura
- 2017年5月19日
- 読了時間: 1分
まず余分な力を抜くことで、
手先が動きやすくなります。
例えば、袱 ふくさ 紗を持つ時も、
「袱紗捌き」
という所作を行う場合も、
力まず最小限の力で捌きます。
その結果、緩急があり美しい袱紗捌きが実現するのです。
茶道は、
総合芸術でありますので 様々な職能を持った文化人や武芸、能楽など一定レベルの身体水準を持っている人達が関わり合いながら発展流行し、
それが武家の式目の中に入ってきて伝承されたという経緯があります。
それゆえに古伝の茶道を伝える茶人の動きからは、
武芸や能楽などと切っても切れない身体操作の共通性を感じさせてくれます。
最新記事
すべて表示次に, 腹に力がかかるポイントをさがしてみます。 おなかの部分よりも下腹(下丹田)にに身体の余分な力を集約する(気をおとす)ようにし、 上半身の力を抜き力まないようにします。 これが腹がしまり、 腰がきまっている状態であります。 頸椎を伸ばし、...
「静(正)」の座法でもう一つ・・・ 正座をした時の足は、 重ねてはいけないということです。 実は茶道を始める前までは、 正座で座る時に左足の上に右足を重ねてしまう癖がありました。 この座り方では、 立ちにくいのです。 しびれてしまい長時間座るには向いていませんし、...
Comentarios